富士通株式会社は10月20日、指紋認証によるパソコンやサーバ、基幹系システムへのログインシステムを構築するバイオ認証装置セキュアログインボックスを新たに開発し、同日より販売を開始すると発表した。発売されるのは「FMSE-C201」および「FMSE-C251」の2機種で、指紋センサーで読み取ったユーザの指紋データを一括管理するもの。ID/パスワードに替わるログインシステムを短期間、低コストで構築できる。従来機に対し、装置1台あたりに登録できるユーザ数を増加し、また大規模運用時のコスト低減が図られている。上位機「FMSE-C251」は4台連携させることで、最大10,000人までのユーザに対応可能。販売価格は、FMSE-C201が292,000円、FMSE-C251が548,000円で、ともに11月末からの出荷となる。http://pr.fujitsu.com/jp/news/2004/10/20.html