株式会社日立製作所 情報・通信グループは10月19日、セキュリティソリューション「Secureplaza」の情報漏えい防止ソリューションのラインアップに「電子割符データエスクロー」を追加した。従来、重要なデータの情報漏洩防止にはデータファイル自体を暗号化し保存していたが、「電子割符データエスクロー」では、秘密分散法を適用した保存方法を採用した。システムファイルを除くプログラム、ファイル、データベースを保存したフォルダまでを対象としている。重要フォルダなどを分解・圧縮し、PC、専用USBフラッシュメモリ、LAN接続の「電子割符データエスクロー」の管理サーバの3つに情報を保存する。復元には2つ以上の割符が必要なため、PCの盗難があっても情報の漏洩を防止するなど、高セキュリティを確保することが可能となる。http://www.hitachi.co.jp/New/cnews/month/2004/10/1019.html