コードコム株式会社は、電子チケット発行・認証におけるセキュリティの強化と認証処理速度を向上させた電子チケット発行・認証システム「Mobileone ver1.0」を開発、発表した。新システムは、電子チケット情報を複数のハッシュテーブルでアドレッシングする事で、本来照合されるはずの電子チケット情報を、サーバ側に保有する事無く認証を行う事を可能にしたもの。これにより、従来はチケット発行数の増加と共に比例して増加していた記憶容量の増大と認証処理速度の低下を回避でき、さらに、ハッシュアルゴリズムを用いて認証を行うことで検索効率の向上も実現。また、認証データをサーバ側に保有していないため、サーバ内の情報がたとえ漏洩したとしても安全性を確保できる。なお同社では、新システムを利用することで、他社の携帯電話と二次元コードによる個人認証の特許を完全に回避することができ、より安価な導入・運用が可能としている。提供価格は、基本ライセンス(2CPU)で105万円(別途年間サポート20万円)。http://www.codecom.jp/contens/news/press_index.htm