ACCS(社団法人コンピュータソフトウェア著作権協会)によると、警視庁浅草署は10月1日、ゲームソフトから抽出したキャラクター画像を携帯電話用の待ち受け画像に加工し、権利者に無断でホームページにアップロードしていた埼玉県さいたま市の男子大学生(21歳)を、著作権法違反(公衆送信権侵害)の疑いで東京地検に書類送検した。この男性は本年2月26日、ゲームソフト「FINAL FANTASY IX」および「FINAL FANTASY X」から抽出した静止画像を、人物部分を切り出すなどの加工を行った上で自らが作成・運営するホームページに自宅PCからアップロード、誰でもがダウンロードできる状態にしていた。このホームページは携帯電話サイトの紹介雑誌に記事が掲載されるなどしており、本年8月までに2万6,000回を越えるアクセスがあったことが確認されている。大学生は調べに対し、画像の加工技術を自慢するためにホームページを開設し、ゲーム画像をアップロードしたなどと供述しているという。