三菱マテリアル株式会社は、SoftEther VPN技術をもとに開発した仮想LAN構築システム「SoftEther CA」と、これを活用する次世代SCMシステム「M2S dataTube」の販売を、8月30日より法人向けに開始する。SoftEther CAは、既存ネットワークを利用して仮想Ethernetを構築するSoftEtherを拡張し、電子証明書システムとユーザ管理機能を搭載して安全性を増したもの。今回発売されるのは、セキュリティを高めるために接続可能範囲を制限した中〜大規模法人向けのClosedタイプと、機能を限定し各種ソリューションへの組み込みを目的として開発されたASPタイプの2種類だが、他にも、自由に接続先を変更できる個人や小規模オフィス向けのOpenタイプも予定されている。価格はオープン。また、M2S dataTubeは、このASPタイプを同社が長年培ってきた製造業向けのITソリューション技術に融合させたもの。ICタグとの併用により、現場の負担増加なしに情報の蓄積を図り、SCMを段階的に導入することが可能となっている。http://www.mmc.co.jp/japanese/corporate/news/news20040809.html