独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は8月5日、2004年7月のコンピュータウイルス・不正アクセスの届出状況をまとめ発表した。コンピュータウイルスの7月の届出件数は4,832件と3ヶ月ぶりに5千件を下回る結果となった。もっとも届出が多かったのは「W32/Netsky」で、1,591件の届出があり、6月より300件近く減少した。不正アクセス届出状況では、7月は45件となっており、6月の52件から約13.5%の減少となった。ただし、実際に被害に遭った件数は8件で、6月より倍増している。内訳は侵入が4件、メールアドレス詐称が3件、ID詐称が1件であった。http://www.ipa.go.jp/security/txt/2004/08outline.html