ソフォス株式会社は7月22日、2004年上半期のウイルスチャート結果をまとめ発表した。結果によると2004年上半期、ソフォスに報告された全ウイルスの1/4以上を占め1位を獲得したのは、Sasserワームであった。2月中旬からインターネット上で拡散したNetskyとBagleの大きな争いがあったにもかかわらず、Sasserは5月に最初に発見され上半期トップとなった。いかに影響力が大きかったがわかる。また、NetskyとBagleの戦争では6つのウイルスが作り出され、大きな被害をもたらした。中でもNetsky-Pは最悪だったが、SasserとNetsky両方を作成したと自白したドイツのティーンエージャーが5月に逮捕されたことは、よいニュースとなったとしている。なお、上半期の新規ウイルスは昨年同期比で21%も増加しており、ウイルス作成行為自体の増加を物語っている。http://www.sophos.co.jp/pressoffice/pressrel/20040728topten.html