米Aventail社は、SSL VPNアプライアンスの最新プラットフォーム「Aventail ASAP 7.2」を発表した。ASAPは、同社のSSL VPNアプライアンス製品ファミリーの基盤となる共通プラットフォーム。新バージョンではエンドポイント制御ならびに管理機能が更に強化されており、最新版の「Aventail Secure Desktop(アベンテイル・セキュア・デスクトップ)」(ASD)が利用可能となっている。ASDは、自社管理が及ばないWindows端末からアクセスされた社内リソースを保護する機能で、ユーザセッション中に閲覧・作成されたすべての情報を暗号化する仮想デスクトップをWindows端末上に生成し、セッション終了時にはそれを破棄することで、セッション中に閲覧・保存された情報をすべて消去するというもの。またこの他にも、シングルサインオン機能の強化、認証機能の拡張、セットアップや各種設定作業の簡素化が実現されている。出荷は、アプライアンス製品とともに7月中の予定。http://www.aventail.com/