株式会社シマンテックは6月8日、2004年5月にSymantec Security Responseに寄せられたウイルス報告件数のランキングを発表した。発表によると、もっとも報告件数が多かったのは先月に引き続き「W32.HLLW.Gaobot.Gen(ガオボット)」で、704件の報告があった。2位には「W32.Sasser.C.Worm(サッサー)」が圏外からランクインし、件数は400件だった。3位には先月の4位から「VBS.Redlof.A(レッドロフ)」が浮上している。また、ワールドワイドではSasser.Cが25,947件で1位、2位が16,378件でGaobot.Gen、3位が4,838件でNetsky.Pという結果となった。同社では、32ビットWindowsをターゲットとしたウイルスだけでなく、64ビットWindowsやMac OSに感染するウイルスが登場しており、どんなプラットフォームでもセキュリティ対策が必要とコメントしている。http://www.symantec.com/region/jp/index.html