サン・マイクロシステムズ株式会社は、LinuxやMozillaなどのオープンソース・ベースのデスクトップOSやアプリケーションなどを統合した、新たな統合デスクトップ環境「Sun Java Desktop System」の販売を開始した。同製品は、Linux OSとWebブラウザ、メール、スケジュール管理、画像処理機能と、Officeファイルと高い互換性を持つ統合オフィスツール、デスクトップの一元管理ツールなどを統合して提供するもの。Windowsと違い、世界中の多くの開発者により日々ソフトウェアの修正や機能の追加が行われるオープンソースをベースとしているため、セキュリティについても常に改良が加えられ、信頼性の高いソフトウェア製品を常時利用できるのが特長。また、年に2回行われる定期的なアップグレードにより、ライセンス期間中は追加費用を支払うことなく最新のソフトウェアを使用可能。価格には、従業員数またはインストールするデスクトップPCの数量に応じた、2種類の年間ライセンス体系を採用。従業員数モデルは、1ユーザ/1年間の使用で5,775円。PC数量単位モデルは、コンピュータ1台/1年間使用で11,550円。出荷は6月2日より。http://jp.sun.com/Press/release/2004/0518.html