VPNソフトウェア「SoftEther(ソフトイーサ)」の開発者である筑波大学の登 大遊氏は、新会社「ソフトイーサ株式会社」を設立したと発表した。「SoftEther」は、Ethernetをソフトウェア的にエミュレートすることにより、柔軟な仮想ネットワーク(VPN)を構築することができるVPN構築・通信ソフトウェア。同ソフトは、IPA(情報処理振興事業協会)の未踏ソフトウェア創造事業未踏ユース部門の支援を受けて開発されたもので、新会社では、SoftEtherの開発を継続して行うとともに、SoftEtherに関連するネットワーク通信分野などでのソフトウェア開発や書籍出版、サポートおよび通信サービスなどを提供していく。なお、SoftEtherは三菱マテリアル株式会社との提携により、現在商用版が開発されているが、従来から提供されているフリーウェア版の配布は従来通り無償でダウンロード提供していくとのこと。http://www.softether.com/jp/news/040401.aspx