米RSA Securityは2月24日、消費者のプライバシーを保護するRFIDタグ「RSA Blocker Tag」を発表した。「RSA Blocker Tag」は、個人や物品がICタグ・リーダーによる無用なスキャンや追跡行為に晒されるのを阻止する特殊なRFID(Radio-Frequency Identification)タグ。通常のRFIDの機能を妨害することなく、消費者と企業の双方がRFID技術を活用することができ、現在特許出願中。「RSA Blocker Tag」は現在開発中だが、将来の完成版では正当な権限なくタグをスキャンしようと試みるRFIDリーダーに対して膨大な数のタグのシリアル番号(ID)をシミュレートすることで、リーダーが正常に機能できない環境を作り出す、という機能が実装される予定とのこと。http://www.rsasecurity.com/japan/news/data/200402243.html<本記事はセキュリティニュースからの転載です>