米RSA Securityは2月25日、個人情報盗難に対する消費者の意識に関する調査結果を発表した。今回の調査は2年連続で実施しているもので、消費者の現在の意識、感覚、セキュリティ慣行について、1年前の消費者の考え方と比較するため、1,000人超の消費者を対象に実施した。調査結果によると、全体の63%が「個人情報盗難の問題について1年前より詳しくなった」と回答しているが、そのうち49%が2003年の時点より安全になったとは考えておらず、26%は脆弱性が増したと考えているとのこと。昨年の同時期よりも今年の方が安全になったと感じている回答者は18%に過ぎず、個人情報の盗難に対する意識は向上しているものの、消費者の信頼は依然として低迷していることが明らかとなった。http://www.rsasecurity.com/japan/news/data/200402252.html<本記事はセキュリティニュースからの転載です>