英クリアスウィフトは2月9日、企業に対して2月14日を中心としたバレンタインデー週の電子メールの利用について注意を呼びかける発表を行った。バレンタインEカードを偽装して、メールの添付ファイルを開かせ、商品販売サイトにつながったり、悪質なものではウイルスが実行される可能性があるとのこと。昨年は「キューピットEカード」という、ユーザのInternet Explorerのファイルを書き換えてインターネットの利用状況を追跡し、その情報を外部のソースに送信するという悪質なものが出回った。近年は、バレンタインデーに向けた花やチョコレートその他の贈り物を売り込むスパムも急増しているという。こういったスパムに対しては、ユーザの教育、アンチウイルスパッチや電子メールポリシーの更新、さらにIT部門ではスパムを撃退するための予防対策を講じることが重要とのこと。クリアスウィフトが提供する「MAILsweeper アンチスパムソリューション」ではポリシーベースの多段階式アプローチを採用し、高い検出率でスパムを捉えつつ、合法的な電子メールを通過させることができる。また、企業固有のニーズに合わせたカスタマイズも可能となっている。http://www.clearswift.co.jp/news/press_360.html