独立行政法人 情報処理推進機構セキュリティセンター(IPA/ISEC)は2月5日、2004年1月度のコンピュータウイルスおよび不正アクセス届出状況を発表した。ウイルス届出件数1位は「W32/Mydoom」で245件、続く2位は「W32/Klez」で242件、3位は「W32/Mimail」で150件。W32/Mydoomが出現から5日間でワースト1位となった。1月全体の届出件数は1,323件。2003年11月の1,786件、12月の1,452件からさらに減少した。 不正アクセスの届出件数は28件。実害があったのは8件で、内訳は侵入3件、メール不正中継2件、メールアドレス詐称1件、DoS1件、その他(ID不正利用)1件であった。ID・パスワードの管理設定不備が原因である被害が見受けられ、IPA/ISECではパスワードの重要性を再認識するよう呼びかけている。http://www.ipa.go.jp/security/txt/2004/02outline.html