史上最悪のメールワーム「Mydoom」が感染拡大(日本エフ・セキュア) | ScanNetSecurity
2024.04.25(木)

史上最悪のメールワーム「Mydoom」が感染拡大(日本エフ・セキュア)

 日本エフ・セキュア株式会社は1月29日、メールワーム「Mydoom」が昨年大規模に流行した「Sobig.F」を越え、史上最悪のメールワームとなったと発表した。「Mydoom」は1月26日に発見されたメールワームで、すでに「Sobig.F」以上に感染が拡大している。同ワーム流行の原

製品・サービス・業界動向 業界動向
 日本エフ・セキュア株式会社は1月29日、メールワーム「Mydoom」が昨年大規模に流行した「Sobig.F」を越え、史上最悪のメールワームとなったと発表した。「Mydoom」は1月26日に発見されたメールワームで、すでに「Sobig.F」以上に感染が拡大している。同ワーム流行の原因は、(1)送信メールをシステムエラーメッセージのように見せかけてクリックを促す「ソーシャル・エンジニアリング」、(2)大多数のウイルスと異なり米国のビジネス時間帯に発見されたため、いくつかの大企業が即座に感染したこと、(3)ユーザのアドレス帳からだけでなく、共有ユーザ名から新たなアドレスを生成する「メールアドレスの収集能力」にあるとしている。
 「Mydoom」に感染した場合、感染コンピュータの使用にあたって即座に影響を受けることはないが、感染コンピュータは、UnixベンダであるSCO社のWebサイト「WWW.SCO.COM」に対して、2月1日16:09:18(ヨーロッパ標準時)にDDoS攻撃を開始するようプログラムされている。現在、全世界のメールトラフィック中20〜30%は「Mydoom」によるものと考えられてる。F-Secureでは、ISPに対して感染メールを中継しないよう推奨している。

http://www.f-secure.co.jp/news/200401291/
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×