日本エフ・セキュア株式会社は1月29日、メールワーム「Mydoom」が昨年大規模に流行した「Sobig.F」を越え、史上最悪のメールワームとなったと発表した。「Mydoom」は1月26日に発見されたメールワームで、すでに「Sobig.F」以上に感染が拡大している。同ワーム流行の原因は、(1)送信メールをシステムエラーメッセージのように見せかけてクリックを促す「ソーシャル・エンジニアリング」、(2)大多数のウイルスと異なり米国のビジネス時間帯に発見されたため、いくつかの大企業が即座に感染したこと、(3)ユーザのアドレス帳からだけでなく、共有ユーザ名から新たなアドレスを生成する「メールアドレスの収集能力」にあるとしている。 「Mydoom」に感染した場合、感染コンピュータの使用にあたって即座に影響を受けることはないが、感染コンピュータは、UnixベンダであるSCO社のWebサイト「WWW.SCO.COM」に対して、2月1日16:09:18(ヨーロッパ標準時)にDDoS攻撃を開始するようプログラムされている。現在、全世界のメールトラフィック中20〜30%は「Mydoom」によるものと考えられてる。F-Secureでは、ISPに対して感染メールを中継しないよう推奨している。http://www.f-secure.co.jp/news/200401291/