米Internet Security Systems社は2003年11月18日、2003年第3四半期のRisk Impact Summaryレポート(IRIS)を発表した。IRISレポートは、業界最大数の監視対象セキュリティ・デバイスや検出された実際の攻撃、調査済みの脆弱点などの要素に基づいてサイバー攻撃の傾向を紹介するもの。レポートによると、セキュリティ・インシデントの数が2003年第2四半期と比べ15%増加したことが明らかになった。また、このレポート期間においてISSのX-Forceセキュリティ情報組織は、前四半期よりも2件少ない72件の新たな脆弱点と、前四半期よりも26%多い823件の新たなワームおよびウイルスを記録したとしている。http://www.isskk.co.jp/company/press_office/press03/IRIS_121803.html