世界トップレベルといわれるSANSセキュリティトレーニングの日本国内第2回目の開催が決定した。今回開催されるのは以下の2コースで、ともにGIAC(Global Information Assurance Certification)の認定試験対象コース。・Track1:Security Essentials Bootcamp and the CISSP10 Domains (6日間コース・定員60名・日本語教材・同時通訳付き) 講師:John Green(SANS情報セキュリティ担当ディレクター)・Track4:Hacker Techniques, Exploits and Incident Handling (6日間コース・定員30名・同時通訳付き) 講師:Eric Cole(SANS認定インストラクター) どちらもSANSの看板コースとして世界中で多くの動員実績がある。 Track1は、情報セキュリティの全分野を履修するコースで、企業のシステム管理者、ネットワーク管理者、セキュリティ担当者から絶大な評価を得ている。また、CISSPの受験対策コースにもなっていることから、受験対策講座としての受講も多い。さらに、通常の講義とは別にBootcampセッション(実技演習)もあり、すぐに役立つスキルが習得できるよう配慮されている。 Track4は、攻撃手法を徹底的に理解し、アタッカーよりいかに優位にセキュリティ対策を進めるかといったインシデントハンドリング手法を学ぶコース。2日目以降は演習が中心となるが、特に最終日のWorkshop(演習)では世界で最も危険なネットワークへ各自持参したPCを接続し、アタックの危機的状況の打開を図るといったメニューも用意されている。 なお、今回もSANSが誇る認定インストラクター2名が来日する。彼らの豊富な実体験も、SANSトレーニングの大きな売りになっている。開催期間は2004年3月8日(月)から13日(土)までの6日間、会場は新宿野村ビル44F。http://www.sans-japan.jp/