ソフォス株式会社は、2003年の1年間にカスタマーサポートセンターへ報告されたコンピュータウイルスをまとめ、発表した。今年の1位は、大量のメールを送信しネットワークを麻痺させ、世界中のインターネットを停滞させた「Sobig-F」が獲得。同ウイルスは、亜種も含めるとカスタマーセンターに寄せられた報告の約40%を占めたそうで、今年1年間を通じて最も脅威になったとしている。また、2位にはWindowsの重大なセキュリティホールを攻撃する「Blasterワーム」が、3位には「Nachiワーム」がそれぞれランクイン。どれも、ホームユーザのみならずビジネスユーザを直撃しており、ウイルス史上最大の感染被害を記録した。同社では、2004年も引き続きWindowsシステムをターゲットにした強力なワームが発生すると予測している。http://www.sophos.co.jp/pressoffice/pressrel/20031203yeartopten.html