情報処理振興事業協会セキュリティセンター(IPA/ISEC)は11月5日、2003年10月のコンピュータ不正アクセスの届出状況を発表した。10月の届出件数は30件と9月の39件より若干減少した。10月の届出のうち被害があった届出件数は10件。その内訳は、侵入被害4件、メール不正中継2件、アドレス詐称3件、その他(ネットオークションでのなりすまし)1件。セキュリティホールを悪用したウイルスや不正アクセスによる被害が数多く報告されており、IPA/ISECはセキュリティホールの解消を早急に行うよう呼びかけている。http://www.ipa.go.jp/security/txt/2003/11outline.html