日本電気株式会社(NEC)は、神奈川県川崎市の電子市役所を実現する「行政情報システム」を構築したことを発表した。本システムは、文書のライフサイクルを管理する「文書管理システム」、財務会計業務を処理する「総合財務会計システム」、出張や旅費に関わる処理を行う「旅費管理システム」の3つのシステムおよびそれらを運用面で支える「職員認証管理システム」から構成されており、業務の効率化とともに質の高い行政サービスの提供に貢献する。また、入札に係わる情報の公開や入札参加資格申請、入札事務を電子化した「電子調達システム」とも連携して稼動しているとのこと。構築には同社のIAサーバ「Express5800」シリーズやEMC社のストレージ「Symmetrix」などを利用した。http://www.nec.co.jp/press/ja/0310/1502.html