京セラコミュニケーションシステム株式会社(KCCS)は10月9日、「KCCSファイナンシャル・セキュリティセミナー」を開催した。このセミナーは、金融サービスの安全性確保に必要な、リスクコントロールに主眼をおいたもの。日本国内での現状の解説から始まり、米国VISAインターナショナルのバイスプレジデントによる同社のセキュリティ対策の解説、国内の事例としてはUFJ銀行のセキュリティへの取り組みの解説が行われた。米国VISAインターナショナル、UFJ銀行ともに、事前対策によるリスクコントロールの重要性に触れており、セミナーの最後の講演ではnCircle社のバイスプレジデントによる、事前対策ソリューションとして、脆弱性管理を提供する同社の「nCircle IP360」の解説がなされた。「nCircle IP360」は、リアルタイムでの脆弱性診断機能、侵入検知機能を実現するアプライアンス製品。なお、KCCSでは今後もこのようなセミナーを企画していく予定としている。セミナーレポートhttp://www.kccs.co.jp/news/topics/031014.html