三井情報開発株式会社は、ゲノム研究における倫理指針に準拠した個人情報管理システム「SCTS21」のバージョンアップを発表した。同製品は、検体提供者の個人情報および検体情報を統合的に管理・匿名化を行うパッケージソフト。最新版では、取り間違いや管理ミスなどの人的ミスを防ぐために、検体登録時に検体IDをバーコードとして発行する機能が新たに追加された。また、バーコードラベルに打ち出す文字、バーコードなどを画面上から自由にレイアウトできる機能も実装されるなど、研究機関に検体を受け渡す際の事故を最小限に減らせるように工夫されている。http://bio.mki.co.jp/whatsnew/20031009.html