日本エフ・セキュア株式会社は10月10日、F-Secureアンチウィルス Linuxサーバ版Ver4.51をリリースしたと発表した。同製品はLinux、Windows、MS-Office、DOSで動作するウイルスに対応、対応ディストリビューションの多さ、低価格などを特徴に持っている製品。今回の新バージョンでは、複数ファイルの同時スキャンによる高速化、既存のエンジンにOrionエンジンを追加することによる検知率の上昇、既存のF-ProtエンジンおよびAVPエンジンを最新バージョンへの変更、といった機能強化が図られている。なお、同社では10月10日よりサポート契約ユーザに対して、WEBからのダウンロードおよび媒体送付を開始している。日本エフ・セキュア社では、アンチウイルスLinuxサーバ版の7〜9月期の売上は昨年同期と比較し200%となっており、今後も代理店やOEMの拡充によりシェアを拡大していくとしている。http://www.f-secure.co.jp/news/200310101/