セキュリティホールをCPUレベルで遮断する新アーキテクチャを発表(電机本舗) | ScanNetSecurity
2025.12.13(土)

セキュリティホールをCPUレベルで遮断する新アーキテクチャを発表(電机本舗)

 有限会社電机本舗は、コンピュータウイルス・不正アクセスをCPUレベルで遮断する新しいアーキテクチャについてのレポートを発表した。発表によれば、同社は数多くのセキュリティホールを解析した結果、その多くがバッファオーバーランを利用していることに注目し、これ

製品・サービス・業界動向
 有限会社電机本舗は、コンピュータウイルス・不正アクセスをCPUレベルで遮断する新しいアーキテクチャについてのレポートを発表した。発表によれば、同社は数多くのセキュリティホールを解析した結果、その多くがバッファオーバーランを利用していることに注目し、これを防ぐにはCPUデザインの改良が一番合理的であるという結論に達した。具体的には、従来CPUが備えているスタックレジスタと呼ぶ機構を改良し、これをアドレス(中枢情報専用)処理スタックとデータ処理専用のスタックに機能分離すれば、バッファオーバーラン現象によるセキュリティホールは完全に遮断できるとのこと。同社はこの機構についての特許を出願中であり、今後、CPU製造メーカーにも採用を働きかけていくとしている。

http://www.dnki.co.jp/linuxbox/SafetyLinux/b3safe.html#1
《ScanNetSecurity》
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 永世名誉編集長 りく)

×