株式会社シマンテックは9月5日、2003年8月度の「ウイルス被害ランキング」および「不正アクセスランキング」を発表した。国内におけるウイルス被害ランキングの1位は8月に登場したワーム「W32.Blaster.Worm」で被害件数217件。続く2位は「W32.Bugbear」で207件、3位「W32.Klez」200件。全世界では1位「W32.Bugbear」、2位「W32.Blaster.Worm」、3位「W32.Sobig」であった。今月はBlaster、Welchia、Sobig.Fといった危険度の高いウイルスが連続して登場し、急激に感染が広まった。Blaster、Welchiaのような脆弱性を狙うタイプのウイルスには、ウイルス対策ソフトだけではなくクライアント側にもファイアウォールソフトの導入が必須であるとのこと。不正アクセスランキングの1位は先月同様「Microsoft Index Server/Indexing Services ISAPI Buffer Overflow Attack」で、全世界で313件検知されている。http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year03/030905.html