トレンドマイクロ株式会社は9月4日、国内における2003年8月度のウイルス感染被害マンスリーレポートを発表した。1位は8月中旬に出現したWindows RPCインターフェース脆弱性を悪用するウイルス「WORM_MSBLAST」で被害件数2,413件、2位は「TROJ_DYFUCA」で283件、3位は「WORM_KLEZ」で197件。WORM_MSBLASTに続いて話題になった「WORM_SOBIG」は、日本国内では爆発的な流行とはならず、被害件数136件で5位。全体の被害件数は5,266件と先月2,749件に比べて倍増した。その半数がWORM_MSBLASTで、同ワームは登場以来6日間にわたって連日200件前後の被害報告があり、1週間で約1,300件に達したという。http://www.trendmicro.com/jp/security/report/report/archive/2003/mvr0308.htm