ソフォス株式会社は9月2日、2003年8月におけるコンピュータウイルスの報告数をまとめた「トップ10ウイルス」を発表した。2003年8月は、異なるウイルスが次々と登場し、世界のコンピュータシステムに大きな被害を与えた。トップ10ウイルスの第1位は「Sobig-F ワーム」。同ワームは大量のメールを受信ボックスに送信し、ネットワークを完全に麻痺させた。Sobig-Fは、ソフォスカスタマーセンターに寄せられた報告数の約40%を占めており、その影響力の大きさがうかがえる。ソフォスは、Sobig-Fの今後の攻撃に備え、警戒を続けることを呼びかけている。同社では、2003年8月に新たに778件の新種ウイルスを検出し、駆除対応したとのこと。http://www.sophos.co.jp/pressoffice/pressrel/20030902topten.html