米コンピュータ・アソシエイツ(CA)は8月22日、企業のIT管理担当者に対し、ネットワークを有害プログラムから守るためのセキュリティポリシーと教育の必要性について発表した。CAのセキュリティ部門戦略担当イアン・ハマロフ氏は、「企業が最高のウイルス対策技術を導入しても、エンドユーザに危機感がなく、継続的なメンテナンスを怠れば、ウイルスに敗北することもありえます」と述べている。CAでは、ポリシーやテクノロジを網羅する一貫したセキュリティ管理の確立が企業ネットワークを守る上で必要不可欠であるとし、企業はエンドユーザの行動を統制する個々のポリシーを具体化すること、また、ポリシーの実施にあたり、従業員への教育を行い、テクノロジと連携させることが重要であるとしている。http://www.caj.co.jp/press/2003/09/security.htm