日立ソフトウェアエンジニアリング株式会社は、クライアント間でやりとりする暗号メール(S/MIME)のウイルスチェックとコンテンツチェックができるソフトウェア「S/MIME Inspection Gateway」を開発した。同製品は「暗号メールは利用したいが、同時にメールの中身もチェックしたい」という要望に応える製品で、送信する前に一度、暗号メールを復号して内容をチェックし、それから再度メールを暗号化して送信することができるもの。SMTPリレーサーバとして動作するため、任意のサーバ間(クライアント〜インターネット)に配置が可能で、既存システムへの導入も容易となっている。また、安全に保管されている秘密鍵を使って、暗号メールを後で復号して参照することも可能。価格は1サーバ1,000万円。8月より販売開始。出荷は11月1日。http://www.hitachi-sk.co.jp/News/News218.html