株式会社富士キメラ総研は、6〜7月にかけて行った調査結果をまとめた「2003ネットワークセキュリティビジネス調査総覧」を発表した。それによると、社会の枠組みがネットワークへの依存度を高めていくなかで、セキュリティツール/機器市場は02年度実績の1,521億円から06年度では3,416億円(対02年度成長率225%)に、またセキュリティサービス市場は02年度実績の4,040億円から06年度9,680億円(対02年度成長率240%)へと高成長すると予測している。また、注目する市場・サービスとして、電子認証とバイオメトリクスを取り上げ、電子認証サービスは02年度実績は45億円だが、06年度では300億円市場に急拡大すると分析している。報告書はA4判319ページ。価格は97,000円。http://www.fcr.co.jp/032q09.htm