NRIセキュアテクノロジーズ株式会社は7月9日、10代から60代のインターネット利用者を対象に、「個人情報保護に関する消費者意識調査2003」と題したアンケート調査を行い、同社ホームページにて調査結果を発表した。この調査は、企業や公的機関におけるセキュリティ対策の推進のため、2003年6月9日から13日の5日間、Webアンケートによって1000人の回答を集計したもの。アンケート項目は「一般消費者が考える個人情報の定義」「個人情報の提供経験」「個人情報漏洩時の対応行動」など、合計23問。 調査資料によると、サイトおよび企業の個人情報保護の指針を確認していると答えた利用者は8割程度、また、個人情報漏洩時の対応行動として、「会員をやめる」と答えた利用者は約8割、企業側の対応が誠実な場合、割合は下がるものの、半数以上が「会員をやめる」としている。NRIセキュアテクノロジーズでは、企業の情報セキュリティ部門、システム管理部門の担当者を対象とした「情報セキュリティに関する実態調査」を2001年度から毎年1回実施しており、この調査結果とあわせて、各種セキュリティ対策・サービスに役立てていくとしている。リリースhttp://www.nri-secure.co.jp/News_Release/030709.html調査結果http://www.nri-secure.co.jp/flash/consumer.html