2003年上半期および6月のコンピュータ不正アクセスの届出状況を発表(IPA/ISEC) | ScanNetSecurity
2024.04.20(土)

2003年上半期および6月のコンピュータ不正アクセスの届出状況を発表(IPA/ISEC)

 情報処理振興事業協会セキュリティセンター(IPA/ISEC)は7月3日、2003年上半期および6月のコンピュータ不正アクセスの届出状況を発表した。6月の届出件数は43件と、5月の34件より約26%増加した。届出のうち実害があった件数は18件と今年最多。その内訳は、侵入被害が

製品・サービス・業界動向 業界動向
 情報処理振興事業協会セキュリティセンター(IPA/ISEC)は7月3日、2003年上半期および6月のコンピュータ不正アクセスの届出状況を発表した。6月の届出件数は43件と、5月の34件より約26%増加した。届出のうち実害があった件数は18件と今年最多。その内訳は、侵入被害が12件、アドレス詐称が3件、DoS攻撃が1件、その他(ブラウザ設定改ざん)2件とのこと。2003年上半期の届出件数は208件と、前年同期409件に比べ半減した。208件の届出のうち実害があったのは、65件(前年同期128件)であった。被害の内容は、侵入36件、ワーム感染1件、アドレス詐称7件、SPAM2件、メール不正中継4件、DoS攻撃4件、その他11件。主な被害原因は、「古いバージョン、パッチ未導入」(13件)、「設定不備」(10件)とのこと。IPAは、対策の基本として修正プログラム(セキュリティパッチ)をあてることを呼びかけている。

http://www.ipa.go.jp/security/crack_report/20030703/0306.html
《ScanNetSecurity》

Scan PREMIUM 会員限定記事

もっと見る

Scan PREMIUM 会員限定記事特集をもっと見る

カテゴリ別新着記事

「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」
「経理」「営業」「企画」「プログラミング」「デザイン」と並ぶ、事業で成功するためのビジネスセンスが「セキュリティ」

ページ右上「ユーザー登録」から会員登録すれば会員限定記事を閲覧できます。毎週月曜の朝、先週一週間のセキュリティ動向を総括しふりかえるメルマガをお届け。(写真:ScanNetSecurity 名誉編集長 りく)

×