トレンドマイクロ株式会社は、国内における2003年上半期(2003年1月1日〜6月30日)のコンピュータウイルス感染被害レポート、および2003年6月度のウイルス感染被害報告件数マンスリーレポートを発表した。2003年上半期における感染被害数1位は「WORM_KLEZ」で2844件、2位は「VBS_REDLOF」で1617件、3位は「WORM_OPASERV」で1038件。全体数は17026件と、昨年の上半期の件数(28938件)に比べて減少しました。トレンドマイクロでは上半期のウイルスの状況を総括として、「企業およびサービスプロバイダなどにおいて、メールの添付ファイル経由で侵入するウイルスへの対策が進み、また利用者自身が単純なウイルス付メールの添付ファイルを開かなくなっています。それにより、マスメール型ワームが流行しにくくなり、結果として爆発的な感染事故がおこりにくくなったものと考えらえます」としている。 6月における感染被害数1位は「BUGBEAR」で436件(亜種を含めた数)、2位は「WORM_KLEZ」で434件、3位は新種ウイルスの「BAT_SPYBOT.A」が320件であった。全体の被害数は前月の2710件に比べて3262件と増加している。これは1位の「BUGBEAR」、10位の「LOVGATE」といったファイル感染活動を伴う亜種が広まった結果であるとのこと。「BUGBEAR」は上半期でも1037件で4位に入っている。http://www.trendmicro.com/jp/security/report/report/archive/2003/mvr0306.htm