英Baltimore Technologies社は、フィンランドの国民登録センターが、新しく発行する電子身分証明書(eID)の発行・管理を行うために同社の「UniCERT」を採用したことを発表した。フィンランドでは、2003年2月よりEU電子署名法が施行されており、同国民は今回デジタルIDカードに埋め込まれる形で発行される国民一人一人の固有な電子証明書によって、地域の行政機関が提供するサービスのみならず、オンラインバンキング、保険サービス、教育サービスなど様々なサービスに安全にアクセスすることが可能となる。なお、今回の案件については、富士通のフィンランド子会社であるFujitsu Invia社との協業で行う。http://www.baltimore.co.jp/news_events/press/press.asp?prid=296