日本電気株式会社(NEC)は、外出先から社内システムへの安全かつ柔軟なアクセス環境を短期間で構築できるセキュアアプライアンス「SAFEBORDER(セーフボーダー)」を米Permeo Technologies社と共同開発し、販売を開始した。同製品は、ユーザが利用するアプリケーションの通信経路やアクセス制御などを動的に管理できる「ダイナミック・ポート・マネジメント(DPM)技術」を採用した製品で、通信終了時にはポートを閉じてしまうため、不正アクセスの原因となるセキュリティホールをつくることなく通信できるのが特長。また、社内システム利用時のユーザ認証から、SSLによるデータの暗号化、ユーザとアプリケーションのアクセス制御、ユーザ管理・ログ管理までを一貫して行え、セキュリティ確保を実現することが可能。価格は680万円〜。出荷は7月より。http://www.nec.co.jp/press/ja/0306/0202.html