株式会社エグゼは5月21日、米国ジョージア州アトランタのAirDefense社がN+I 2003会場(ラスベガス)で行った無線LAN向け24時間侵入検知システム(製品名 AirDefense Guard 3.0)による実測状況を公開した。AirDefense社はN+I 2003の会期中の2時間にわたり、会場内に一台のセンサーを設置して、10万スクエアフィート(約1万平方メートル)の範囲の無線LAN侵入検知を行った。実測結果によると、230台のアクセスポイント(AP)が確認され、うち92台は全く暗号化されていなかった。また、同エリア内に824台のモバイルステーションがカウントできたが、このうち28台はSSIDを全く設定せずにAPと接続しており、ステーション経由で容易にAPからエンタープライズ内に侵入可能な状態にあった。同製品は、このデモンストレーションにおいて、AP、ステーションの問題点を多数検知し、製品性能を実証したとのこと。http://www.airdefense.net/newsandpress/05_08_03.shtm※リリース原文(英語)