日本エフ・セキュア株式会社は5月21日、日本ラッド株式会社の提供する SAMBA向けアンチウイルス製品に、「F-Secureアンチウイルス Linuxサーバ 版」が採用されたと発表した。日本ラッドは、SAMBAを使ったLinuxによる Windows用ファイルサーバに対してリアルタイムでファイル入出力のウイルスチェックを行う「FSAV for SAMBA」を、7月10日より販売開始する。SAMBAは、Windowsユーザ用ファイルサーバをWindowsサーバなしに構築するためのモジュール。今回販売される「FSAV for SAMBA」は、ウイルスをリアルタイムで阻止し、Windowsユーザが共有ディレクトリに既に侵入しているウイルスにアクセスする際、リアルタイムでウイルスの駆除を行うことが可能。この製品には、「F-Secureアンチウイルス Linuxサーバ版 Ver4.50」を使用しており、マルチエンジンによる高検知率、常駐デーモンによる連続高速処理等の機能が実装されている。「FSAV for SAMBA」の価格は1サーバあたり5万円。