米Cisco Systems社は、NTTコミュニケーションズが、IP-VPNサービス「Arcstar IP-VPN」のバックボーンネットワークに、同社の最新MPLS技術の1つであるTE(Traffic Engineering)の高速迂回機能「Fast Reroute(FRR)」を導入したことを発表した。同機能は、バックボーンネットワークに故障が発生した際に、予め設定した迂回路に瞬時に切り替えることにより、ユーザのトラフィックを確保するもの。SONET/SDH(光同期伝送網)と同レベルの高速迂回(数十ミリ秒)が可能で、仮にネットワーク故障が発生しても、IP-VPNユーザはそれを検知することなくサービスを継続利用することが可能となり、信頼性が向上する。http://www.cisco.com/japanese/warp/public/3/jp/news/pr/2003022.html