日本エフ・セキュア株式会社は5月7日、ミラクル・リナックス株式会社とLinuxのセキュリティ対策で戦略提携したと発表した。Linuxは、e-Japan推進による中央政府や地方自治体、企業基幹業務システムでの採用が進んでいる。今回の提携はこのような背景をもとに、日本エフ・セキュアのウイルス対策ソフト「F-Secureアンチウイルス Linuxサーバ版」を、長期にわたりOSのサポートを提供する「MIRACLE LINUX」上で展開し、信頼性と安全性の高いLinuxシステム環境を共同で提供していくことを目的としたもの。また、ミラクル・リナックスは、ファイル共有の機能をもつオープンソフト「Samba」のセキュリティ対策にも取り込み、「F-Secureアンチウイルス Linuxサーバ版」のリアルタイム監視機能に必要となるソフトウェアを「MIRACLE LINUX」製品に取り込む。http://www.f-secure.co.jp/news/200305071/