情報処理振興事業協会セキュリティセンター(IPA/ISEC)は4月3日、2003年3月のコンピュータウイルス届出状況を発表した。3月の届出件数は1,187件。1月の1,158件、2月の1,052件と最近は落ち着いた状況で推移している。届出の1位は相変わらず「W32/Klez」が490件で圧倒的に多いが、ファイル共有サービスをターゲットにして攻撃するものが増えているため、「W32/Deloder」「W32/Lovgate」などのウイルスへの警告や対策を呼びかけている。http://www.ipa.go.jp/security/txt/2003/04.html