ソフォス株式会社は3月31日、2003年3月におけるコンピュータ・ウイルスの報告数をまとめた「トップ10ウイルス」を発表した。同レポートによると、第1位は、全体報告数の15.3%を占める「klez」。先月より報告の割合が増加しており、未だ感染は弱まっていない。新たにトップ10入りした新ウイルスは、3位「Gibe」と9位のトロイの木馬「NoClose」。「Gibe」は電子メール送信型のワームで、KaZaAピアツーピア経由で自身をダウンロードできるようにして蔓延する。同社では、2003年3月中に新たに883種の新種ウイルスを検出し、駆除対応したとのこと。http://www.sophos.co.jp/pressoffice/pressrel/20030331topten.html