米シマンテックは3月7日、増え続けるネットワーク脆弱性に対して、アプリケーション・レベルでの検査が可能なファイアウォールの使用を推奨する発表を行った。同社が先月発表した「Internet Security Threat Report」によると、危険度「中」または「高」の脆弱性が、2001年に比べ2002年では1年間で84.7%増加している。シマンテックでは、最近指摘されたsendmailのヘッダ処理に関する脆弱性などのネットワーク脆弱性に対する保護手段として、インターネットに直接接続しているファイアウォールをアプリケーション検査モードで使用することを推奨している。同社のアプリケーション・プロキシ・タイプのファイアウォールは、アプリケーション層までカバーするセキュリティ機能を採用し、パッチの適用されていないsendmailサーバをデフォルトで防ぐことができる。http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year03/030311.html