日本エフ・セキュア株式会社は2月27日、F-Secure SSH Unix版およびMac版の新バージョンを発表した。F-Secure SSHは業界標準のネットワーク暗号化ツール。クライアントとサーバ間で社内LANおよびインターネット上を通過する各種トラフィックを暗号化し、第三者によるパスワード取得、盗聴、改ざん、なりすまし等を未然に防ぐ。Unix版は導入・運用に関わる技術サポート、バグ対応やユーザ要求にあわせた機能向上を特長としている。 今回発表されたのは、「F-Secure SSH Unix版 3.2.0(サーバおよびクライアント)」「F-Secure SSH クライアント Mac版 2.41」の2製品。バージョンアップしたUnix版では、構成定義副ファイルによる個別指定、キーボード・インタラクティブの認証サポート、Solaris/HP-UX/AIXにおけるchroot対応機能などが追加されている。また、Mac版ではMac OS Xをサポートしている。両製品は、2月27日よりサポート契約ユーザに対するWebからのソフトウェアダウンロードおよび媒体送付が開始される。http://www.f-secure.co.jp/news/index.html