Lovgate.Cワームは、ウイルス付メール送信の際にメールクライアントに依存せず、WindowsのMAPIシステムを利用して自身でメールを送信する。また、メール送信のために「SMTP.163.COM」というメールサーバを使用している。添付ファイルを実行しなければワームが活動を開始することはない。 Lovgate.Cは共有フォルダに感染する場合があるが、やはりワームが作成したファイルを実行しなければワームが活動を開始することはない。感染すると、コンピュータを起動するたびに自動起動するように Windows レジストリに追加し、Windows 9x/ME では Windows システムファイルである、Win.ini を改変する。 メール送信の際、Microsoft Outlook および Outlook Express で受信したメール全てに対して、返信メールを装ってウイルス付きのメールを送信するため、受信者は騙されて添付ファイルを開いてしまいがちになる。