セキュリティベンダ トリップワイヤ・ジャパン株式会社は、1月27日配信したプレスリリースであやまって、202名の報道関係者の名前とメールアドレスを流出した。同社がプレスリリースを配信する際に、謝って配信先全員の個人名とメールアドレスが全員に見える形で配信されてしまった。所属企業、媒体名などは、メールアドレスのドメインから容易に推定できるものがほとんどだった。同社はすぐにミスに気づき、お詫びのメールを送信した。今回の配信ミスは、人的ミスであった。通常、メールあるいはメールマガジンで顧客など重要な先とのコミュニケーションを図る際には、人的ミスを防止するような機構を採用することが行われている。例えば、メール配信システムのASPサービスを利用すれば今回のようなことは起こらない。セキュリティ製品を扱う同社としては、あってはならないミスであったといえる。