米マイクロソフトは1月14日、「政府向けセキュリティプログラム(GSP)」を発表した。このプログラムは、各国政府の特殊なセキュリティ上の要件に対応するもの。参加国政府は、一定の条件のもとにコードを確認するツールを使ってWindowsソースコードを見ることが可能となる。また、Windowsプラットフォームに関する技術情報も提供される。これによりマイクロソフトは、参加国政府がより強固なセキュリティ技術でコンピューティング環境を構築するための能力向上を支援し、徹底したセキュリティ監査が可能となる。同プログラムは、世界各国政府の特殊なニーズに対応するための、同社の取り組みの一環。すでに、ロシアとNATO(北大西洋条約機構)がGPS契約を締結しており、現在20カ国以上の政府との間で話し合いを進めているとのこと。http://www.microsoft.com/japan/presspass/releases03/nl_011503gsp.asp