株式会社シマンテックは12月25日、国内および全世界における、2002年1月から12月までの年間ウイルス被害ランキングを発表した。レポートによると、2002年の1位は国内外とも「W32.Klez.H@mm」で、被害件数は国内が9,266件、全世界では297,196件であった。続く国内の2位は「W32.Klez.E@mm」で1,940件、3位は「W32.Badtrans.B@mm」で1,820件。2002年は「複合型の脅威」が主流で、Klezや全世界では2位となった「W32.Bugbear@mm」などの被害が多数報告されている。シマンテックでは、2003年も複合型の脅威が相変わらずメインになると推測し、また、正常なプログラムとも不正なプログラムともいえない「Grayware(グレーウェア)」の急増が危惧されるとしている。http://www.symantec.co.jp/region/jp/news/year02/021225.html