マイクロソフトは、Internet Explorer(以下、IE) 5.5 Service Pack 2およびIE 6、IE 6 Service Pack 1におけるセキュリティ上の問題を排除する累積的な修正プログラムをリリースした。以前に公開された MS02-066 : IE用の累積的な修正プログラム (Q328970) で修正された問題に加え、新たに1つの問題を排除する内容となっている。その問題とは、ページで特定のプログラミング技術を使用している場合、クロスドメインの脆弱性を悪用し、ユーザーのローカルファイルを読み取られる可能性がある問題。さらに、攻撃者はローカル システムにすでに存在している実行可能ファイルを呼び出す可能性がある。Microsoft TechNet(日本語版):MS02-068 に関する情報http://www.microsoft.com/japan/technet/treeview/default.asp?url=/japan/technet/security/bulletin/MS02-068ov.asp