トレンドマイクロ株式会社は12月2日、日本国内における2002年11月度のウイルス感染被害マンスリーレポートを発表した。レポートによる11月の1位は、先月と同様「WORM_KLEZ」だが、被害件数は849件と、先月の1690件を大きく下回った。続く2位の「WORM_OPASERV」は544件、3位の「WORM_BUGBEAR.A」535件の被害が報告された。全体を見ても4013件と先月に比べ被害件数が減少したが、昨年の同月と比べると約1.4倍と相変わらず増加傾向にあり、これからの年末年始を控え、十分な注意が必要としている。また、年末年始は特に、グリーティングカードサービスを装ったウイルスの増加が予想されるため、ウイルス対策ソフトのパターンファイルを最新のものであるか確認するなど、注意が必要としている。http://www.trendmicro.co.jp/virusinfo/report/mvr021202.asp